田坂広志(著)「人間を磨く 人間関係が好転する「こころの技法」」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4334039227/>
新書: 243ページ
出版社: 光文社 (2016/5/19)
言語: 日本語
ISBN-10: 4334039227
ISBN-13: 978-4334039226
発売日: 2016/5/19
[書評] ★★★★★
本書の副題は「人間関係が好転する『こころの技法』」。私なりに言い換えると、人間関係を良好にするための「心の持ち方、姿勢」を示した本。自身が煩悩を持つ存在であることを認めた上で(自身が悪い感情等を持つことは否定しない)、人間関係を良くするために、様々な出来事(特に人との出会いや経験)とどう向かい合うかを述べる。
内容は以下の通り(目次から)。
- 心の中で自分の非を認める
- 自分から声をかけ、目を合わせる
- 心の中の「小さなエゴ」を見つめる
- その相手を好きになろうと思う
- 言葉の怖さを知り、言葉の力を活かす
- 別れても心の関係を絶やさない
- その出会いの意味を深く考える
- 人間関係における、不和や不信、反目や反発、対立や衝突、嫌悪や憎悪などの痛苦な経験への処し方
- 不幸な出会い・苦痛な体験を、自身の人生において意味の無いものとせず、その出会いや体験から、自身の課題を認識して学習すること
- この貼り紙自体は、リツイートされた画像を、作者が権利侵害を申し立てて削除させているようですが…。
本書も前著同様、暫く寝かせてから再読してみようと思う本の1冊だ。
- 参考/前著:田坂広志『知性を磨く― 「スーパージェネラリスト」の時代」』(光文社新書、2014/5/15)
Amazon:<http://www.amazon.co.jp/dp/4334038018/>
拙書評:<http://yuubookreview.blogspot.jp/2016/09/blog-post_11.html>
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