海堂 尊(著)「ジーン・ワルツ」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4101333114/>
文庫: 330ページ
出版社: 新潮社 (2010/6/29)
ISBN-10: 4101333114
ISBN-13: 978-4101333113
発売日: 2010/6/29
[書評] ★★★☆☆
本書のテーマは、代理母問題。日本の法律や制度が、医学・医療の実態に追いついていないことと、この辺りの改善を求めるメッセージが強いのは、海堂氏の過去の作品と同様(本作では、日本の医療、特に産婦人科医療の崩壊を歯止めしたいという訴えが非常に強く伝わってくる)。本作は、過去の作品と比較して、多少説明的すぎる文章になっている気もするが、面白い。そして、色々考えさせられる。
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