2016年12月25日日曜日

武田綾乃「響け! ユーフォニアム 北宇治高校の吹奏楽部日誌」

連投3発目。合計7冊。冬休み前最後の連休フィーバー(笑)。普段はユルめの本(コミック・小説)と同じ冊数、固めの本を読むようにしているのだが(必然的に固めの本の方が読書時間が長くなる)、年末年始モードで自己規制を緩めた途端、つい暴走(笑)。

書評、年内はこれがラストかな…?


武田 綾乃(監修)「響け! ユーフォニアム 北宇治高校の吹奏楽部日誌」
<https://www.amazon.co.jp/dp/4800262267/>
文庫: 285ページ
出版社: 宝島社 (2016/10/6)
言語: 日本語
ISBN-10: 4800262267
ISBN-13: 978-4800262264
発売日: 2016/10/6

[書評] ★★★☆☆

「響け!ユーフォニアム」シリーズ最新刊。

前半は『響け!ユーフォニアム』(1~3巻+短編集)の後日談2本、後半は著者インタビュー等。

この後日談は、『響け!ユーフォニアム』(1~3巻)+『北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話』で、コンクールの全国大会(10月)が終わって3年生部員が引退した後の話。新3年生(学校での学年はまだ2年生)・新2年生(同1年生)に役職が割り当てられ、2月の定期演奏会・3月のイベント演奏(立華高校吹奏楽部との合同演奏)と、イベントはまだまだ続く。『北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話』を読んでいないと繋がりが見えない話もあるかも知れないが(なんでこの2人が次期部長&副部長なんやねん!とか/笑)、コンクール後のストーリーが気になる人は楽しめると思う。

後半の著者インタビューは、創作の背景が読めてそれなりに面白く読めた。作品中の登場人物にまつわるエピソードが作者御自身の経験に基づくものが多かったりして、それはそれで泣かせるのだが…。

まあ、原作・コミック・TVアニメが当たったから出た本だろう。ファン向けの作品。でも、おもろいで(笑)。本編を楽しめた人にはオススメ。

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