<http://www.amazon.co.jp/dp/4047102091/>
新書: 213ページ
出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2009/10/10)
ISBN-10: 4047102091
ISBN-13: 978-4047102095
発売日: 2009/10/10
[書評] ★★★☆☆
最初は、浅川夏樹(著)「夜の銀座の資本論 お金にモテる人になる!」(Amazon、拙書評)のような内容を期待したのだが、全然違っていた。世界各国の売買春事情やそれにまつわる人身売買といったシリアスな内容。序文に
- 「夜のビジネス」抜きでは経済を本当に理解したことにはならない
- 現在違法とされている売買春を合法化しなければいけないこと
- 店舗を持たない形態の売買春については課税が困難なこと(強引なやり方をすると今以上に地下ビジネス化しかねない)
内容はかなり真面目だし、データ収集に手間暇かけて(新書の割に)丁寧に書かれているのは分かる。だが、内容ではなく書名で売ろうとしている意図が垣間見える点はチョット残念(著者と出版社のいずれの意図かは判らないが)。
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