2012年6月27日水曜日
香取貴信「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」
香取 貴信 (著)
「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった―そうか、「働くこと」「教えること」「本当のサービス」ってこういうことなんだ! KOU BUSINESS」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4769607695/>
単行本: 231 p ; 出版社: こう書房 ; ISBN: 4769607695 ; (2002/05)
[書評] ★★★★★
人に接する業務というのはどういうことか。 接客で大切なことは何か。ディズニーランドは、お客様(ゲスト)の楽しいと思う気持ちや、 良い思い出になるような接客を心がけているテーマパークとして有名だが、 不純な動機でディズニーランドで働き始めた著者がどのような体験をしたか、どうやって一人前のスタッフになったかを分かりやすく書いている(本人は、自分を一人前だと思ってしまった時期もあると正直に書いているが、 現在(執筆時)は自分を一人前だとは思っていない旨書いている)。
この本の素晴らしいのは、人に接する上で大切なことは何であるかを、 誰にでも分かりやすく平易に、しかもユーモラスに書いていることである。 非常に読み易く、広い層の人たち(特に若い人たち)にお奨めできる。
※この本も「ビジネス書」として分類されていることが多いようだ。だが、ビジネス書と言うにはあまりにも入門的すぎると思う。この本は、社会人としてあるべき姿とは何かについて語っているので、ビジネス書というよりも「社会人入門書」と言った方が良いかも知れない(広い意味でのビジネス書ではあるが、経営戦略論とかリーダーシップとか、そういうものとはちょっと違う気がする)。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿