2012年12月6日木曜日

ポー・ブロンソン「このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか?」

ポー ブロンソン (著), Po Bronson (原著), 楡井 浩一 (翻訳)
「このつまらない仕事を辞めたら、僕の人生は変わるのだろうか? (単行本)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4757210477/>
単行本: 495ページ ; 出版社: アスペクト (2004/06) ; ISBN-13: 978-4757210479 ; ASIN: 4757210477 ; サイズ (cm): 19 x 13
[書評] ★★★★☆
 一旦就職はしたけど、本当にやりたい仕事はコレじゃなかった…。
 こういう思いを強く抱き、自分に正直に生きた人たちの話を綴った書。 自分にとって仕事とは何か、という命題について、様々な考え方があることを示す。 名誉や肩書き、報酬のために生きているのではない、 今(当時)の仕事ではない、本当に自分のやりたいことを見つけて、 本当にそれを自分の仕事にした多くの人たちの話だ。
 本書は日本よりも人材の流動化が進んでいるアメリカの人たちの話であり、 我々日本人よりも仕事を変わるということに対して抵抗の小さいお国柄もあるだろうが、 今の仕事とその延長線上だけが自分の人生じゃない、ということを思い出させ、 自分自身の“仕事”について、再考させられる。
 派手な本ではないが、良書。

0 件のコメント:

コメントを投稿