2012年12月18日火曜日

国府弘子「ピアノ一丁!」


国府 弘子 (著)
「ピアノ一丁! (単行本)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4636207424/>
単行本: 253ページ ; 出版社: ヤマハミュージックメディア (1995/09) ; ISBN-10: 4636207424 ; ISBN-13: 978-4636207422 ; 発売日: 1995/09
[書評] ★★★☆☆
 ジャズ・ピアニスト、国府弘子の初のエッセイ集。 自身の、ピアノを弾くようになったキッカケ、 音大に行ってからの生活、プロになる前の修行時代、等について赤裸々に語る。また、音楽活動以外の自身の日常について語っているのが非常に面白い。 国府弘子は、音楽的な才能以外に、日 常の出来事を面白おかしく表現する才能にも恵まれているようだ。もちろん、努力して才能に磨きをかけているのだろうが、…。
 国府弘子の音楽はよく聴いているが、 演奏と文章はいずれもノビノビしていて、しかも肩から適度に力の抜けたものになっている。うらやましい位に自由な人だと思う。
 音楽好きな人だったら気楽に読める本だと思う。

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