森 毅 (著)
「21世紀の歩き方 (単行本)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4791759443/>
単行本: 224ページ; 出版社: 青土社 (2002/02); ISBN-10: 4791759443; ISBN-13: 978-4791759446; 発売日: 2002/02
[書評] ★★☆☆☆
森毅先生(元京大教授)の本を久しぶりに読んだ。だいぶ前に大学の友人(現在某大学の先生をやっている)に勧められて、 森毅先生のチャランポラン数学のすすめ」(青土社、1983/08)とか「エエカゲンが面白い」(筑摩書房、1991/10)とかを読んだと記憶する。 数学は厳密な学問だけど、実用数学は厳密じゃなくても良いんだよ、感覚が大切、 感覚ってことは、桁数の多寡じゃなくて対数軸で捉えることが大切だよ等々、 数学者が数学者ラシカラヌ?ことを説いていたのが新鮮だった。
閑話休題。 本書でもモリツヨシ節は健在。ただ、ちょっと歳をとられたのか、説教臭い話が多かったかも知れない。これまで読んだ本が数学主体の本だったのに比べ、 教育論とかに寄った内容であり、日教組やら文科省(旧文部省)の批判が多かった所為かも知れない。
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