大嶋 洋一 (著)
「エンジニアのための知的財産権概説―先行技術調査、明細書の書き方、審査プロセスまで、実務に役立つ特許マニュアル (単行本)」
<http://www.amazon.co.jp/product/dp/4789820173/>
単行本: 271ページ ; 出版社: CQ出版 (2004/04) ; ISBN-13: 978-4789820172 ; ASIN: 4789820173 ; サイズ (cm): 21 x 15
[書評] ★★★★☆
良くも悪くも、CQ出版らしい本。タイプミスが目に付くなど、本の作りについては若干弱い部分はあるが、 現場をよく知っている人が書いた、非常に解り易い良書。
・特許検索(国内・海外)
・特許出願~権利化のプロセス(但し、個人のパソコン出願の説明が主なので参考程度)
・特許情報の分析~戦略立案
等々、具体的で分かりやすく、かつバランス良くまとまっている。
なお、本書の筆者は三洋電機を経て特許庁の審査官になった人。 現在、東京工業大の客員教授やメジャー雑誌への寄稿もしている、売れっ子審査官である(2005年4月より日経BP社「日経マイクロデバイス」に『大嶋洋一のIPイノベーション』を連載中)。
特許の実務を学びたいが、どんな本を読めば良いのか迷っているという向きには オススメできる本だ。
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