D.E.クヌース (著), 松浦 俊輔
「至福の超現実数―純粋数学に魅せられた男と女の物語」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4760126465/>
単行本: 174 p ; 出版社: 柏書房 ; ISBN: 4760126465 ; (2004/11)
[書評] ★★☆☆☆
本書はどのように形容したら良いのだろうか。TeXやMETAFONT等の作者であり、一部の人は学生時代などに非常にお世話になったであろう、 数学者にして計算機科学者であるクヌース先生の「小説」となっているが、 一般の小説とは全く趣が異なる。 本書は、小説の形をとった、数学の理論書(or パズル本)である。
クヌース先生の「ドキュメント纂法」等、計算機科学に関する本はいくつか読んだが、 本書はそれらとも違う。理論数学に興味のある人以外は手を出すべきでは無さそうだ。 短い割に、読み進めるのにかなりのパワーを消費したような気がする。
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