2012年11月8日木曜日

池田信夫・與那覇潤「『日本史』の終わり」

池田 信夫 (著), 與那覇 潤 (著)
「「日本史」の終わり 変わる世界、変われない日本人 [単行本]」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4569806902/>
単行本: 316ページ; 出版社: PHP研究所 (2012/9/19); 言語 日本語; ISBN-10: 4569806902; ISBN-13: 978-4569806907; 発売日: 2012/9/19
[書評] ★★★☆☆
 日本の国内問題、国際問題に対し鋭い視点を持つ論者・池田信夫氏と、 前著「中国化する日本」で歴史認識と日本の今後のあり方について新しい視点を与えてくれた新進気鋭・與那覇氏の対談。 先史時代-古代-中世-近世-近代と時代を下りつつ(話は時代を行きつ戻りつする)、現代の日本を論じる。
 小泉純一郎元首相の「小泉革命」、小沢一郎の「挫折」、橋下徹大阪市長(前大阪府知事)の「平成維新」など、ホットな話題とその構造にも触れる。
 手放しで受け入れられる話ばかりではないが(政治思想色が強く、受け止め方によっては「毒」もある)、 日本の今と未来を考える上で色々な視点を与えてくれる本。

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