2012年8月28日火曜日
矢沢久雄「プログラムはなぜ動くのか―知っておきたいプログラミングの基礎知識」
矢沢 久雄 (著), 日経ソフトウエア (監修)
「プログラムはなぜ動くのか ― 知っておきたいプログラミングの基礎知識 (単行本)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4822281019/>
単行本: 304ページ、出版社: 日経BP出版センター (2001/9/27)、ISBN-10: 4822281019、ISBN-13: 978-4822281014
[書評] ★★★☆☆
タイトル通り、コンピュータ上でプログラムが動く原理をわかりやすく解説した本。
「わかりやすく」と書いたが、実はこれがなかなか難しい。 解説本によくあることだが、ある程度理解している人が本書を読むとよくわかるのかも しれないが、全くの初心者が本書を読んでも何のことやらサッパリ…だろう。 特に、プログラミング言語(C/C++、Visual Basic等)の心得が無いと内容を理解するのも覚束ないだろう。さらに、後半はマシン後(アセンブリ言語)の心得が必須とは言わないまでも、この辺りの断片的な知識だけでも無いと読み解くのは非常に難しい。
読むのが大変な本だが、内容を理解することが出来れば、 計算機の動きについて、一段上の理解が出来るのではないだろうか。
※本書は現在、第2版が出版されている(2007/3発行)。
※コンピュータ(CPU)の動作を理解するのに私が色々な人にオススメしている本は、 渡波 郁・著「CPUの創りかた」(毎日コミュニケーションズ、2003/10発行)。
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