2012年7月29日日曜日

池谷裕二「進化しすぎた脳」

池谷 裕二 (著)
「進化しすぎた脳 (新書)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4062575388/>
新書: 397ページ、出版社: 講談社 (2007/1/19)、ISBN-10: 4062575388、ISBN-13: 978-4062575386
[書評] ★★★★★
 「海馬」に続けて読んだ、池谷先生の著。US留学中の高校生を対象に、脳・神経科学の分かりやすい説明、 脳・神経科学の現状と今後の進む方向について述べる。 新書版出版にあたり、東大薬学部の池谷先生の研究室の学生(大学院生)との対談を追加収録している。
 帯に「しびれるほど面白い」と書いてあるが、こういう売り文句の常(大抵裏切られる)とは違い、本当に「しびれるほど面白い」。 人間の(というか全ての動物の)脳がどのような働きをし、どのような性質を持ち、…といった辺りに興味のある人や、 脳科学のイントロを知りたい人にはオススメできる本である。

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