2015年1月21日水曜日

池上 彰・佐藤 優「新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方」

池上 彰・佐藤 優「新・戦争論 僕らのインテリジェンスの磨き方」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4166610007/>
単行本: 255ページ
出版社: 文藝春秋 (2014/11/20)
言語: 日本語
ISBN-10: 4166610007
ISBN-13: 978-4166610006
発売日: 2014/11/20

[書評] ★★★★★

最初に言うが、ズバリ良書

中野剛志・著「世界を戦争に導くグローバリズム」(Amazon拙書評)がアメリカの視点を基盤に世界を見ているのに対して、本書はより広い観点から世界を見ている(どちらも普通の新聞やニュースではなかなか見られない観点だ)

本書では、ロシアと東欧(特にウクライナ)、中東のイスラム勢力とイスラエル、欧州各国での独立運動、中国の抱える火薬庫(チベット、ウイグル≒東トルキスタン)、日本については尖閣問題。これら、種々の問題について歴史も含めた解説を与え、新しい視点を与えてくれる(新聞やニュースからはなかなか得られない視点だ)。また、このような不安定な世界で個人がどのように生き抜くことが出来るかを解りやすく述べる。

ジャーナリスト/政治経済コラムニスト等を職業としていない一般人が、池上氏や佐藤氏のようなアグレッシブな情報収集を行うのは難しいが、ものの見方情報ソースの選択方法(特定の団体の利益になるような情報に流されない方法)について学べる点が多い。

現在の世界情勢をどのように捉えるか(情報収集も含む)、あるいはどのように考えるか、という意味で、非常に優れた本だと思う。

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