2017年5月7日日曜日

タル・ベン・シャハー「ハーバードの人生を変える授業」


タル・ベン・シャハー(著), 成瀬まゆみ(翻訳)「ハーバードの人生を変える授業」
<https://www.amazon.co.jp/dp/4479305165/>
文庫: 240ページ
出版社: 大和書房 (2015/1/10)
言語: 日本語
ISBN-10: 4479305165
ISBN-13: 978-4479305163
発売日: 2015/1/10

[書評] ★★★★☆

本書は、「ポジティブ心理学」の本。乱暴なまとめ方をすると、
  • 感謝すること、良かったこと、に意識を向ける
  • 悪いこと(現在自分が直面している問題や嫌な記憶など)からは、そこから学ぶべきことを学んだら、悪い感情は意識の外に追い出してしまう
  • 自分はどうありたいのか/理想的な未来をイメージする
このような意識を持つ習慣を持つことによって、本当に人生は変わる、という内容。

また、自分の人生を良くするために、ポジティブな意識・学び/気付きを得るために、
  • 良いことも悪いことも自分の心の中に留めず、人と話し合うこと
  • 紙またはPCに書き出してみること
  • 自分が価値をおくことを書き出して、優先順位をつけ、自分の実際の生活と照らし合わせ、一貫性を持たせるように時々軌道修正を行うこと
といった作業を定期的に行なうことを勧めている。

良い経験や良い感情に焦点を合わせる、過去の辛い経験や現状自分の力ではどうにもならないことについてクヨクヨ悩むのはやめる、というのはポジティブな生き方をする上で重要かも知れないし、ポジティブに生きている(ように見える)人は決まってそうやっていると思う。ただ、本書で勧めている
  • 悪い経験の記憶からネガティブな感情を捨て去ること
  • あれもこれも欲張って頑張ってやるのではなく、現実的な時間配分をする
は最初は難しいのではないか。良い意識を保つことは、日頃から意識的に取り組む必要があり、仕事や家庭を抱えた人が習慣化するのはハードルが高いかも知れない。が、最初から出来ないと言っていると何もできないので、出来ることから少しずつ…なのだろう。

「言う(読む)は易し、行うは難し」な項目が多いような気もするが、日頃から意識して取り組むことで、気の持ちよう・生活習慣は少しずつ変えられるかも知れない。

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文庫本サイズだが、小説などと違って文字数少な目、紙面はスカスカ(笑)、内容も比較的軽いタッチで書かれており、読みやすい。実は本書、本屋(実店舗)で平置きされていたのをタイトルから衝動買い(笑)。700円と比較的安い本の割に、内容は悪くない。強くオススメできる本かと聞かれると微妙だが(苦笑)、値段・読書時間の費用対効果を考えると、外れではない本だとと思う。

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