米倉 誠一郎 (著)
「BBT ビジネス・セレクト3 創造するアントレプレナー (BBTビジネス・セレクト) (単行本)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4777105105/>
単行本: 207ページ ; 出版社: ゴマブックス (2006/11/25) ; ISBN-10: 4777105105 ; ISBN-13: 978-4777105106 ; 発売日: 2006/11/25 ; 商品の寸法: 17.2 x 11.4 x 1.8 cm
[書評] ★★★★☆
アントレプレナーシップ(Entreprenourship)とは、フランス語の企画する人/企てる人(Entreprenour)と英語のshipとからなる造語。 多くの場合、「起業家精神」と翻訳されるが、リーダーシップがリーダー精神だけでなく人を動かす力、実行力を指すのと同様、アントレプレナーシップも新しいことを始める力、イノベーションを起こす実行力という理解が正しいようだ。
個人的には松井証券・松井道夫社長との対談が非常に興味深かったが、 本書の良い所として、前向きな経営者のインタビューからパワーを分けて貰えることが挙げられる。
本書も同シリーズ1,2巻と同様、価格は税込1,050円、数時間で簡単に読み終わる。 良書だと思う。
2012年10月9日火曜日
2012年10月8日月曜日
遠藤功「経営と現場力」
遠藤 功 (著)
「BBT ビジネス・セレクト2 「事例に学ぶ 経営と現場力」 (新書)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4777105091/>
新書: 207ページ ; 出版社: ゴマブックス (2006/10/24) ; ISBN-10: 4777105091 ; ISBN-13: 978-4777105090 ; 発売日: 2006/10/24 ; 商品の寸法: 17.2 x 11.6 x 2 cm
[書評] ★★★★☆
大前研一氏主宰の(株)BBT(ビジネス・ブレークスルー)発行のビジネス本、第2弾。 強い企業は、経営が強いだけでなく、実際に業務を行う「現場」も強いと説く。 読んでいて、色々納得させられる。
本書も対談形式で、対談相手は組織力が高いことで有名な企業の経営者や経営者OB。
本書の中でも特に、デル・コンピュータのOBのインタビューは圧巻。 単にダイレクト販売方式が凄いのではなく、ダイレクト販売方式と徹底的な在庫管理といったシステム全体が凄いことがよくわかる。このシステムにより、デル・コンピュータは他社のどこよりも安く物を作っており、コスト・デリバリー・クオリティの全てにおいて高い競争力を維持していることが理解できよう。
「BBT ビジネス・セレクト2 「事例に学ぶ 経営と現場力」 (新書)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4777105091/>
新書: 207ページ ; 出版社: ゴマブックス (2006/10/24) ; ISBN-10: 4777105091 ; ISBN-13: 978-4777105090 ; 発売日: 2006/10/24 ; 商品の寸法: 17.2 x 11.6 x 2 cm
[書評] ★★★★☆
大前研一氏主宰の(株)BBT(ビジネス・ブレークスルー)発行のビジネス本、第2弾。 強い企業は、経営が強いだけでなく、実際に業務を行う「現場」も強いと説く。 読んでいて、色々納得させられる。
本書も対談形式で、対談相手は組織力が高いことで有名な企業の経営者や経営者OB。
本書の中でも特に、デル・コンピュータのOBのインタビューは圧巻。 単にダイレクト販売方式が凄いのではなく、ダイレクト販売方式と徹底的な在庫管理といったシステム全体が凄いことがよくわかる。このシステムにより、デル・コンピュータは他社のどこよりも安く物を作っており、コスト・デリバリー・クオリティの全てにおいて高い競争力を維持していることが理解できよう。
2012年10月7日日曜日
西浦裕二・山田英夫「ザ・ネクスト ビジネスリーダー」
西浦 裕二 (著), 山田 英夫 (著)
「BBT ビジネス・セレクト1 「ザ・ネクスト ビジネスリーダー」 (新書)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4777105083/>
新書: 206ページ ; 出版社: ゴマブックス (2006/10/24) ; ISBN-10: 4777105083 ; ISBN-13: 978-4777105083 ; 発売日: 2006/10/24
[書評] ★★★☆☆
大前研一氏が主宰する(株)BBT(ビジネス・ブレークスルー)(BBT大学院大学などを運営)の ライブ講義から起こした本で、題名の通り、ビジネスにおけるリーダー像というものについて論じる。
対談形式で進められた複数回のライブ講義の内容から構成した内容であり、また毎回ゲストが替わることから、内容に統一性は乏しいかも知れない。 各人各様のリーダーシップ論が提起されており、リーダーシップ論の体系的理解には向かないが、 全体像を捉えるのには向いているかも知れない。
税込1,050円の本を数時間読むだけでリーダーシップ論の各論・全体像を把握。 大人の週末の過ごし方として悪くないと思うのだが、如何であろうか。
「BBT ビジネス・セレクト1 「ザ・ネクスト ビジネスリーダー」 (新書)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4777105083/>
新書: 206ページ ; 出版社: ゴマブックス (2006/10/24) ; ISBN-10: 4777105083 ; ISBN-13: 978-4777105083 ; 発売日: 2006/10/24
[書評] ★★★☆☆
大前研一氏が主宰する(株)BBT(ビジネス・ブレークスルー)(BBT大学院大学などを運営)の ライブ講義から起こした本で、題名の通り、ビジネスにおけるリーダー像というものについて論じる。
対談形式で進められた複数回のライブ講義の内容から構成した内容であり、また毎回ゲストが替わることから、内容に統一性は乏しいかも知れない。 各人各様のリーダーシップ論が提起されており、リーダーシップ論の体系的理解には向かないが、 全体像を捉えるのには向いているかも知れない。
税込1,050円の本を数時間読むだけでリーダーシップ論の各論・全体像を把握。 大人の週末の過ごし方として悪くないと思うのだが、如何であろうか。
2012年10月4日木曜日
赤池学・金谷年展・中尾政幸「心に火をつける人、消す人」
赤池 学・金谷 年展・中雄 政幸 著
「心に火をつける人、消す人」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4484002035/>
単行本 ; 出版社: TBSブリタニカ、ISBN: 4484002035 ; (2000/02/09)
[書評] ★★★★★
本書の主題は一種の教育論である。 子供に受動的に知識を伝授するのではなく、 子供が主体的に色々な物事に興味を持ったり問題意識を持つのを助けるための方法論の提示である。 先進国や発展途上国のうち何か国かで実際に行われている、 子供が自主的に活動をしている事例を挙げ(本書の言うところの、 教育のあるべき姿であり、子供が主体となったこのような活動により、 社会も良くなると説いている)、このような活動を促進する/阻害する社会的・家庭的要因を挙げ、できるだけ多くの子供にこのような教育を受けさせるために出来ることを提案している。
日本の画一的教育の問題点も掘り下げており(知識の伝授には非常に効率の良い方法だが、 子供に何かに興味を持たせたり問題意識を持たせるには適していないと言い切る)、 読者の問題意識を駆り立てる。
高度成長期・ベビーブーム時代に育った子供は、 画一的教育で効率的に「教育」しなければならなかったのが現実的な問題だと思うのだが、 少子化の進む今日、子供1人ひとりに合わせた教育というのは可能なのではないだろうか。 日本では大人と子供の人口構成の逆転が起こり、今や子供は社会の貴重品である。 子供の個を尊重し、何かに興味を持つ子供を伸ばす教育、 問題提起とそのために子供のうちから活動を起こすのをサポートするような教育というのは、10年・20年前では現実的ではなかったかも知れないが、今では可能なのではないか。また、これからの日本を支える世代の人口が少ないということは、この世代の教育レベル・意識レベルを今以上に高くする必要があるのではないか。
なお、本のタイトルから予想していたのと全然違う内容だったが、この本の伝えようとしていることは、一般化されたコーチング論に他ならない。そういう意味で、教育に携わる人以外が読んでも得るものは多いと思う。
「心に火をつける人、消す人」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4484002035/>
単行本 ; 出版社: TBSブリタニカ、ISBN: 4484002035 ; (2000/02/09)
[書評] ★★★★★
本書の主題は一種の教育論である。 子供に受動的に知識を伝授するのではなく、 子供が主体的に色々な物事に興味を持ったり問題意識を持つのを助けるための方法論の提示である。 先進国や発展途上国のうち何か国かで実際に行われている、 子供が自主的に活動をしている事例を挙げ(本書の言うところの、 教育のあるべき姿であり、子供が主体となったこのような活動により、 社会も良くなると説いている)、このような活動を促進する/阻害する社会的・家庭的要因を挙げ、できるだけ多くの子供にこのような教育を受けさせるために出来ることを提案している。
日本の画一的教育の問題点も掘り下げており(知識の伝授には非常に効率の良い方法だが、 子供に何かに興味を持たせたり問題意識を持たせるには適していないと言い切る)、 読者の問題意識を駆り立てる。
高度成長期・ベビーブーム時代に育った子供は、 画一的教育で効率的に「教育」しなければならなかったのが現実的な問題だと思うのだが、 少子化の進む今日、子供1人ひとりに合わせた教育というのは可能なのではないだろうか。 日本では大人と子供の人口構成の逆転が起こり、今や子供は社会の貴重品である。 子供の個を尊重し、何かに興味を持つ子供を伸ばす教育、 問題提起とそのために子供のうちから活動を起こすのをサポートするような教育というのは、10年・20年前では現実的ではなかったかも知れないが、今では可能なのではないか。また、これからの日本を支える世代の人口が少ないということは、この世代の教育レベル・意識レベルを今以上に高くする必要があるのではないか。
なお、本のタイトルから予想していたのと全然違う内容だったが、この本の伝えようとしていることは、一般化されたコーチング論に他ならない。そういう意味で、教育に携わる人以外が読んでも得るものは多いと思う。
2012年10月3日水曜日
Bill Gates “Business at the Speed of Thought”
Bill Gates (著)
「Business at the Speed of Thought: Using a Digital Nervous System (Penguin Joint Venture Readers) (ペーパーバック)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/0582343003/>
ペーパーバック: 112ページ; 出版社: Penguin; New edition版 (2001/2/19); 言語 英語; ISBN-10: 0582343003; ISBN-13: 978-0582343009; 発売日: 2001/2/19
[書評] ★★★★★
前著に続き、今度はコンピュータ社会におけるビジネスのあり方の変化を示す。PCは勿論、あらゆる物がコンピュータ化・ネットワーク化されて相互接続され、 途方もないスピードでビジネスが展開されるという内容。ビジネスのスピードを律速するものは、人間の思考速度だという。
本書も首尾一貫した明解な論理で、非常に読みやすい。 前著がPenguin ReaderのLevel 3 (1200 words)だったのに対して、 本書はPenguin ReaderのLevel 6 (3000 words)。しかし、TOEICのスコア500点ソコソコの人間にもスラスラ読める。 今となっては内容が若干古く、また当時の予想と現実との乖離も見られるが、 今読んでも面白いし、未来予想図としては十分通用する。 英語の本にアレルギーを持っている人でも読みやすいと思う。
「Business at the Speed of Thought: Using a Digital Nervous System (Penguin Joint Venture Readers) (ペーパーバック)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/0582343003/>
ペーパーバック: 112ページ; 出版社: Penguin; New edition版 (2001/2/19); 言語 英語; ISBN-10: 0582343003; ISBN-13: 978-0582343009; 発売日: 2001/2/19
[書評] ★★★★★
前著に続き、今度はコンピュータ社会におけるビジネスのあり方の変化を示す。PCは勿論、あらゆる物がコンピュータ化・ネットワーク化されて相互接続され、 途方もないスピードでビジネスが展開されるという内容。ビジネスのスピードを律速するものは、人間の思考速度だという。
本書も首尾一貫した明解な論理で、非常に読みやすい。 前著がPenguin ReaderのLevel 3 (1200 words)だったのに対して、 本書はPenguin ReaderのLevel 6 (3000 words)。しかし、TOEICのスコア500点ソコソコの人間にもスラスラ読める。 今となっては内容が若干古く、また当時の予想と現実との乖離も見られるが、 今読んでも面白いし、未来予想図としては十分通用する。 英語の本にアレルギーを持っている人でも読みやすいと思う。
2012年10月2日火曜日
Bill Gates “The Road Ahead”
Bill Gates (著)
「The Road Ahead (ペーパーバック)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/0140257276/>
ペーパーバック: 352ページ; 出版社: Penguin USA (P); 2版 (1996/11); 言語 英語; ISBN-10: 0140257276; ISBN-13: 978-0140257274; 発売日: 1996/11
[書評] ★★★★☆
マイクロソフトの創始者、ビル・ゲイツの著書(彼自身が書いた本は、 本書と“Business @ the Speed of Thought”の2冊のみ)。
8ビットパソコンが出回り始めた頃に、多くのPCで採用されたMicrosoft BASICに始まり、その後16ビットPC(~32ビットPC)で使われたMS-DOS、Windows、Windows NT、etc...彼がコンピュータ時代の到来にどのようなビジネスチャンスを見つけ、どのようなイノベーションを起こし、どのようにMicrosoftを育てて来たかが分かる本。また、(執筆当時の)筆者がコンピュータの将来像をどのように考えていたかが分かる。あらゆる物がネットワーク化されて…確かに現代社会はコンピュータにより大きく変わり、 彼の描いた夢に少しずつ近づいている。が、現実はまだ彼の想像力に追いついていないようだ。
なにはともあれ、コンピュータ・フリークにはたまらない1冊。
Penguin ReaderシリーズのLevel 3 (1200 words)に入っている本だが、1200語ものボキャブラリが無くても充分読める。 何より、小説やエッセイと異なり、首尾一貫して論理的、明快なストーリの本なので、 英文論文等をソレナリに読んで来た人間(大抵のエンジニアはそうだろう)にとって、 非常に読みやすい本だ。
英語の本で何を読んだら良いかわからない、なんて人にはオススメ。
「The Road Ahead (ペーパーバック)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/0140257276/>
ペーパーバック: 352ページ; 出版社: Penguin USA (P); 2版 (1996/11); 言語 英語; ISBN-10: 0140257276; ISBN-13: 978-0140257274; 発売日: 1996/11
[書評] ★★★★☆
マイクロソフトの創始者、ビル・ゲイツの著書(彼自身が書いた本は、 本書と“Business @ the Speed of Thought”の2冊のみ)。
8ビットパソコンが出回り始めた頃に、多くのPCで採用されたMicrosoft BASICに始まり、その後16ビットPC(~32ビットPC)で使われたMS-DOS、Windows、Windows NT、etc...彼がコンピュータ時代の到来にどのようなビジネスチャンスを見つけ、どのようなイノベーションを起こし、どのようにMicrosoftを育てて来たかが分かる本。また、(執筆当時の)筆者がコンピュータの将来像をどのように考えていたかが分かる。あらゆる物がネットワーク化されて…確かに現代社会はコンピュータにより大きく変わり、 彼の描いた夢に少しずつ近づいている。が、現実はまだ彼の想像力に追いついていないようだ。
なにはともあれ、コンピュータ・フリークにはたまらない1冊。
Penguin ReaderシリーズのLevel 3 (1200 words)に入っている本だが、1200語ものボキャブラリが無くても充分読める。 何より、小説やエッセイと異なり、首尾一貫して論理的、明快なストーリの本なので、 英文論文等をソレナリに読んで来た人間(大抵のエンジニアはそうだろう)にとって、 非常に読みやすい本だ。
英語の本で何を読んだら良いかわからない、なんて人にはオススメ。
2012年10月1日月曜日
高木徹「ドキュメント 戦争広告代理店」
高木 徹 (著)
「ドキュメント 戦争広告代理店 (文庫)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4062750961/>
文庫: 405ページ ; 出版社: 講談社 (2005/6/15) ; ASIN: 4062750961
[書評] ★★★★☆
国内紛争・地域紛争においては、情報のコントロールを掴んだ側が勝つことが多いが、 国際紛争も情報戦であることを示した書。ボスニア-ヘルツェゴビナの内戦は、 当事者同士の物的・人的戦争の他に、 海外の世論を動かす情報戦が大きくものをいった。
当初からユーゴ側が情報戦を勝ち抜くためのエージェントを雇ったのに対し、ボスニア側は情報・世論の重要性に気付くのが遅く、 国際世論を味方につけることができなかった。その結果が、国連軍のボスニア爆撃であり、 今でもボスニアは世界の孤児となっている。
本書の作者はNHKの記者。 色々な情報が世の中を飛び交い、これによって人々が様々な判断を下す時代において、 情報の持つ意味について考えさえる作品。
「ドキュメント 戦争広告代理店 (文庫)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4062750961/>
文庫: 405ページ ; 出版社: 講談社 (2005/6/15) ; ASIN: 4062750961
[書評] ★★★★☆
国内紛争・地域紛争においては、情報のコントロールを掴んだ側が勝つことが多いが、 国際紛争も情報戦であることを示した書。ボスニア-ヘルツェゴビナの内戦は、 当事者同士の物的・人的戦争の他に、 海外の世論を動かす情報戦が大きくものをいった。
当初からユーゴ側が情報戦を勝ち抜くためのエージェントを雇ったのに対し、ボスニア側は情報・世論の重要性に気付くのが遅く、 国際世論を味方につけることができなかった。その結果が、国連軍のボスニア爆撃であり、 今でもボスニアは世界の孤児となっている。
本書の作者はNHKの記者。 色々な情報が世の中を飛び交い、これによって人々が様々な判断を下す時代において、 情報の持つ意味について考えさえる作品。
登録:
投稿 (Atom)






