2013年3月9日土曜日

オルダス・ハックスリー「すばらしい新世界」


ハックスリー (著), Aldous Huxley (原著), 松村 達雄 (翻訳)
「すばらしい新世界 (講談社文庫 は 20-1) [文庫]」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4061370014/>
文庫: 316ページ; 出版社: 講談社 (1974/11/27); 言語 日本語; ISBN-10: 4061370014; ISBN-13: 978-4061370012; 発売日: 1974/11/27
[書評] ★★★★☆
 機械文明の極度の発達のあげく、人間が科学の奴隷となりはて、 一切の人間的価値と尊厳を喪失するにいたる悲劇を描いた風刺小説。この物語の中で、人間は胎内生殖でなく培養壜中で自由自在に必要な種類の人間を必要数生み出されるようになっている。 人間の(そして生命の)尊厳とは一体何であるか、考えさせる1冊である。
 なお、原書(“Brave New World”)の発行が1932年(昭和7年)。80年前と今の「未来予想」にズレが出てしまっているのは避けられないことではあるが、 今読んでも十分通用するだけの説得力のある話になっている。
 人間、生命の尊厳について考える上で(風刺的な視点から)一助となる本だと思う。

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