2013年3月20日水曜日

「西川里美の日経1年生! 腑におちるまでとことん経済を学ぼう」

「西川里美は日経1年生!」編集部 (著), 吉田浩行 (編集)
「西川里美の日経1年生! 腑におちるまでとことん経済を学ぼう (祥伝社黄金文庫 に 3-1) (文庫)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4396314981/>
文庫: 248ページ; 出版社: 祥伝社 (2009/12/14); 言語 日本語; ISBN-10: 4396314981; ISBN-13: 978-4396314989; 発売日: 2009/12/14
[書評] ★★★☆☆
 日本経済新聞社のPodcast「西川里美は日経1年生!」の本。 以前(2007年6月~2009年3月)、 日本経済新聞のイメージキャラクタが長谷部瞳さんだったのが、2009年4月から西川里美さんに代わったのに合わせ、番組名も変更されました。 本書も、キャラクタが西川さんになってからの番組を編集して出されたもの。 「長谷部瞳は~」の時もそうだったが、社会人向けというよりも、 学生(特に就活生)向けの内容が多い。が、前々作・前作と同様、一般の人にも「へぇ~」な内容が多いと思う。

ただ残念なことは、本書の後ろ1/4~1/3位が、 日本経済新聞社監修のNintendo DSソフト「知らないままでは損をする モノやお金のしくみDS」の紹介に過ぎないのがチョット頂けないかも。

…と言いつつ、何故か我が家には「Nintendo DS Lite LL」と上記ソフトが…。ピコピコとゲーム感覚で遊びながら、チョットだけ?経済の勉強が出来る…かも知れない。 上記Podcastを聞いていると、問題文が西川里美さんの声で聴こえるような…聞こえないような(笑)。
 なにはともあれ、新聞に載るような経済情報の常識や、 社会人(ビジネスパーソン)として知っておいて損のないネタを、 身近にしてくれる存在ではある。

本書も賞味期限は短いのですが(本書発行少し前にリーマンショックがあり、EUの金融危機、3・11、エネルギー革命、etc., etc.)、今読んでもナルホドな箇所多しです。というか、日経新聞(を始めとするメディア)への接し方を知る上で、こういう番組/本は良いと思います。

こういう良質なPodcast(や書籍)、再開されないかな~。

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