2012年8月14日火曜日

加藤節「南原繁―近代日本人と知識人」

加藤 節 (著)
「南原繁―近代日本と知識人 (岩波新書)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4004305144/>
出版社: 岩波書店 (1997/07) ; 言語 日本語 ; ISBN-10: 4004305144 ; ISBN-13: 978-4004305149 ; 発売日: 1997/07 ; 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 0.6 cm
[書評] ★★★☆☆
 終戦後最初の東京大学学長、南原繁のその一生を綴った伝記。
 南原繁の出生・勉学の道・社会人としての経歴、そして彼をそのように行動させた信条と社会的背景にまで言及し、 戦中~戦後の偉大な知識人が我々に遺したものを伝えてくれる。
 憲法9上関連の本で以前読んで非常に面白かった、 堤尭「昭和の三傑」(集英社インターナショナル、2004/04)の メインキャスト、当時の総理大臣・幣原喜重郎と同時代に活躍した知識人について書いた本ということで読み始めた。チョット渋めの本だが、結構面白い本だと思う。

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