2012年7月16日月曜日

福岡伸一「生物と無生物のあいだ」

福岡 伸一 (著)
「生物と無生物のあいだ (講談社現代新書 1891) (新書)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4061498916/>
新書 ; 出版社: 講談社 (2007/5/18) ; ISBN-10: 4061498916 ; ISBN-13: 978-4061498914 ; 発売日: 2007/5/18 ; 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.4 cm
[書評] ★★★★★
 生物とは何だろうか? この問いかけに対する(著者なりの)定義を与えてくれる。 著者によると、生物とは、意図的に様々な原子/分子を取り込み、そして排出する、その「流れ」の中に辛うじて存在するモノだとする。 流れの中に一時存在しているものこそが生物である、という意味では、たとえばウイルスは単なるメカにすぎず、 生物でないとする。
 新書ですぐに読めてしまうが、内容は非常に深い。また、難しい内容でありながら、知的刺激に溢れており、どんどん読めてしまう。とにかく非常に面白い。
 万人にオススメできる本。

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