2012年7月31日火曜日

ティナ・シーリグ「20歳のときに知っておきたかったこと」

ティナ・シーリグ (著), Tina Seelig (原著), 高遠 裕子 (翻訳)
「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義 [ハードカバー] 」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4484101017/>
ハードカバー: 231ページ; 出版社: 阪急コミュニケーションズ (2010/3/10); 言語 日本語; ISBN-10: 4484101017; ISBN-13: 978-4484101019; 発売日: 2010/3/10
[書評] ★★★★☆
 「スタンフォード白熱教室」で有名なティナ・シーリグ教授の著作。 副題に「スタンフォード集中講義」と付いているが、これから社会に出ようとする学生に向けた、ティナ・シーリグ教授によるメッセージ。
 曰く、学生の時に出題される問題の正解は1つかも知れないが、実社会では答えは何通りもある、 社会では失敗が許される、失敗は人生の学習プロセスの重要な一部であり失敗を財産と見ることが出来るかどうかで人生の質が変わる、云々。また、「運が良い人」は単に運が良いというよりも、目の前に転がってきたチャンスを活かすことの出来る人だと言う。
 学生に向けたメッセージではあるが、社会人として経験を積んだ後に読むと、また違ったものが得られると思う。 学生、社会人、広い読者層に薦めることが出来る良書だ。

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