2012年7月5日木曜日

吉田典生「部下力―上司を動かす技術」

吉田 典生 (著)
「部下力―上司を動かす技術 (新書)」
<http://www.amazon.co.jp/dp/4396110154/>
新書: 244ページ ; 出版社: 祥伝社 (2005/06) ; ISBN-13: 978-4396110154 ; ASIN: 4396110154
[書評] ★★★★★
 この著者の本、
  『なぜ、「できる人」は「できる人」を育てられないのか?』と
  『「できる人」で終わる人、「伸ばす人」に変わる人』
が非常に良かったので、同じ著者の本を買ってみた(Amazon.co.jpのカスタマー毎の深いマーケティング戦略に乗せられた、とも言う(笑))。
 「前著は良かったのに、今回は期待はずれ…」とか「前著と主張がほとんど同じ…」といった本が多い中、この本は期待を裏切らない良書。
 部下が上司を(それとなく上手に)コーチングする方法などが示されていて参考になるが、この本は(著者の別作同様に)テクニックに走ることを戒め、 心のあり様・気の持ち方についても言及する。
 「上司がバカだから…」、よく聞くセリフだが、この本を読むと考え方が変わる。 上司は選べないが、上司との接し方は自分で選べるのだ。
 もう1年早く出会っていればもっと良かったのに~! と言えるような良書。 全ての人にオススメ出来る本だと思う。

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